いっぽいっぽ

今年度から、高学年算数T T &初任者指導となりました。算数のこと初任者指導のことを日々徒然なるままに書きます。どうぞよろしくお願いします。

職員室の冷蔵庫が!

今年の初出勤日、ある先生が職員室の冷蔵庫を掃除していました。冷蔵庫の中が大変な状態になっていました。中には、梅干しくらいのカビが生えていたお茶なんてありました。賞味期限、消費期限が切れているものもたくさん。中には、賞味期限、 消費期限が明記されていないものもありました。さらには、 名前のない飲み物も大量にありました。

 

悲惨な状態の冷蔵庫を掃除していた先生には頭が下がる思いです。

 

本当に感謝です。

 

私も含め覚えておかなければいけないことは、 冷蔵庫の中なんて誰も意識していないということです。

そしてそれを片付けてくれるという人がいるということです。

 

教師だからという話ではありません。

社会人としての話です。

さて、何を言いたいのか?

伝わると嬉しいです。

 

冷蔵庫を使う際に。

①   飲み物にはキャップの部分でいいので、必ず「名前」 を書きましょう。

→書いてない教師が子どもに書きなさいと指導しても、 効果はありません。

 

②   月に一回は冷蔵庫をチェックし、自分のものを処分しましょう。

→たまる書類関係と同じですね。

2018年に冷蔵庫に入れた醤油が…。

 

③   冷蔵庫だって教員以外の人間(子ども、保護者) が見るところだと認識しましょう。

→結構子どもの前であけることってありますよ。

見られちゃいけないものはいれないように。

 

④   「使うかもしれない」と思うものは取っておかなくて平気です。

→給食や弁当に入っている「調味料」です。

結局50袋位ありました。

捨てました。

これ誰か使うかもしれないというものは、 職場では取っておかないほうがいいです。

 

⑤   賞味期限、消費期限は明記してください。

→ケチャップ、マヨネーズ、チョコレートあたりは危険です。特に、クラブで使用するものは注意。

責任という名のもの、「記名」も必ずしましょう。

いつ、だれが入れたものかわかるようにして下さい。

そもそも論ですが、「冷蔵庫に長期保存しない」 ように心がけることが大事ですね。

私も気を付けます。

 

 

 

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教師が実際に作る必然性

働き方改革と叫ばれている一方で、「そんなの、 やらなくていいじゃん。」 と勘違いをする初任段階教諭が増えることが心配です。

もちろんできる範囲でですが。

 

版画1時間目の指導を参観した日のこと。

 

教科書を用いながら、今回の版画について説明し、 設計図をつくるという時間でした。

 

気になったのは(昔の自分への自戒の念を込めて)

①子どもたちの細かい質問に一つ一つ答えることができず、「 学年で確認します」と答えていたこと。

 

例えば、

「縦にして( おそらく、画用紙を縦に考えて)作ってもいいのですか?」

「 髪の毛は毛糸にしてもいいのですか?」

 

これらの質問に「 後で学年で確認する」という答え。

 

②子どもの設計図ができたら、 教師に持ってこさせるがその設計図を見て、「どれがよくて、 どれがやり直しにしたのか」その判断がまちまちだったこと。

①,②が要因でクラスはざわつきます。

 

①はどうしたらいいかわらなくてまわりと話す。

②はなんで自分のダメだったかでまわりと話す。

 

結果、話がふくらみざわつく。

別の子も話している姿を見て、 関係ない話でざわつく。

最後は教師が「うるさい」と大声で言う。

 

学校力の指定を受け、若い先生が増える中で、 こういう状況が日常茶飯事になるかもしれません。

 

①、②の件は、教師の準備次第では解消されると思っています。

もちろん、勤務時間を出されると何もいれなくなりますが。

教師が実際にやってみることで事前に解消されると思っています。

また、単元の目標、本時の目標、評価を教師が理解すると② の場面はなくなると思います。

ただ、②は経験が必要かもしれません。

①はちょっとした教師の努力で解消されるかもしれません。

 

これは、国語でも言えると思っています。

「時間がないから」「忙しいから」とやらない、いやできない初任段階教諭。

それも事実。

だから、来年の初任段階研修の時間で取り入れてみようかと。

時間をプラスするのではなく、時間に組み込むようにしないと、仕事が慣れない初任段階教諭にとっては苦痛になってしまう。

せっかくやる研修なのだから、有意義になるよう。

来年度へとバージョンアップ。

 

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令和2年の思い 今年の所信表明

いよいよ本格的に出勤。

少しずつ仕事モードに。

 

令和2年がスタートし、今年自分が頑張りたいことを述べたいと思う。

①読書年間50冊へ

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早速、今年1冊目の本を読み終えた。

これを生かさないと、

読書スピードをあげたい。

読みたい本がたまりにたまっている。

 

②指導教諭としての知識・スキルアップ

①に関連するが、特にYouTube、noteを活用していきたい。

ある飲み会で教師をやめたら、教育系のYouTubeになりたいと思っていたことを話していた。

昨年YouTubeにどハマりしたからだ、ひょんなことで、3人の方に出会う。

 

せいいちろう先生

https://twitter.com/kaoruso26

 

たいち先生

https://twitter.com/trown18

 

とにやっ子さん

https://note.com/kodomosmile/n/ndee199d33cfc

 

実はYouTube、noteを活用し「初任研」シリーズを作成されていた。

これは、斬新そして時代を行く。

内容もとても面白かった。

 

今後も応援しようと思っている。

というか、お世話になろうと思う。

 

増える初任段階教諭。

やめる初任段階教諭。

これからの未来を担う先生方の支えとなるであろう。

 

SNSの活用によるつながりと公開へ

初任者のために尽力されている先生と一緒に初任段階教諭の力になりたい。

どちらかというと、個人のリフレクションブログであったが、力になるのであれば、「発信」「公開」へと意識をしてみる。

 

初任者指導教諭のためそして、四十路を迎える、機械音痴自分のスキルアップのためのツールになればと思う。

 

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おしゃべり授業だと認識せよ

おしゃべり授業

自分も昔そうですが、初任段階、特に1、2年目のみなさんに共通して言えるのが「 しゃべりすぎ」、俗に「おしゃべり授業」です。

 

授業を見ていると

「そこは、 子どもに言わせようよ~~~。」

と思うことがよくあります。

 

また、「そこは繰り返して言う必要ないよ~~~」 と思うこともよくあります。

 

「そことは、どこでしょう?」

単なる苦行のすすめですが、

授業を45分出なくても構いません。

3分だっていいです。

週2回は聞いてみてください。

1回の録音は3度ほど聴くと、気がつかなかったことに気がつくことができます。

最初は聞くに耐えないかも知れませんが、できるとできないでは全然成長が違います。

おしゃべり授業は、 子どもにとって、聞く必要がありません。

そりゃあ聞くこともしません。

だって、 先生が教えてくれるんだから。

目標は1時間の授業で、 教師の話量:子ども話量=5:5の割合になることです。

 

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発問を上達させたい前に

発問

発問の中身の話をよく振り返る場面があります。

 

もちろんそのことに否定はしませんが。

 

発問の中身を追究するとよりも、発問をいう環境をまずは、振り返ってみましょう。

 

 

①1回だけで、子ども全員に届いているか?。(2回以上言うと、連打になります。)

②ゆっくり言っているか?

③20文字以内に言っているか?

④作業指示とセットで言っているか?

⑤体をとめ、黒板の中央で言っているか?

⑥子どもも完全に手を止めてから言っているか?

最低でも6つは守っていかなくてはいけません。

 

他にもあると思いますが、これらができてないのであれば、聞いていないから子どもが思考してないのかもしれません。

 

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工夫ってなんだろう?

○「工夫」って?

 国語では目標、評価規準によく「工夫」って書いています。

ところで、「工夫」っていったいどういうことなのでしょう?

「 子どもがこういう状態になったら工夫だ」。

つまり、 評価規準を明確にすると、それを指導することができますね。

私は初任段階教諭に授業を作る際、 評価を先に作ってから指導を考えるように伝えています。

ここは、 初任段階教諭にはとってとても難しいもののようです。

工夫を明確にする解決策としては、「実際に教師がつくる」「実演する」こと絶対条件です。

本校では「すべてを『 Clear』にすることが今後の方針として打ち出されました。

図工等も同様です。

よく、私は初任段階教諭に「作ればいいじゃん。 」と言います。

ただ、初任段階教諭は「忙しいから無理」と言います。

国語でいえば、軽く計算して年間150時間以上。 やらないと教師側が「Clear」にすることはできません。そうなれば、 授業もぼんやりします。

結局子どもに身に付けさせたい力が、 身に付きません。

という負のスパイラルに陥ってしまいます。

それを150時間以上。本当にいいのでしょうか?

 

まずは、月1回でも、できるといいですね。

 

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全ての活動に意図を

全ての活動に意図を持つこと

この言葉は4月10日に授業を見た初任段階教諭に指導し、ノートに記入していました。

本校の第3回学校公開の時にも指導主事がおっしゃっていた内容でした。

正解、 不正解というレベルは求めません。

それは、 子どもの事実で判断してください。

ただし、「 どうしてそこにペア活動を入れたのか?」など質問された時には、

必ず答えることができるようにしてください。

なんとなくとか、

空白を埋めるためとか、

発言量増やしたいからとか、

好みでとか、

そういう理由で最初は構いません。

後々は、そうすることで子どもたちが目標に到達するためのものであればいいのです。

それを判断するには形成的評価が機能されなくてはいけませんね。

 

 

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