この時期
11月危機。
この言葉を知ったのは今年の話し。
経験上この時期に学級のが荒れるのよくわかっている。
原因はいくつも考えられる。
私はこの言葉は教師側の問題から起きるものだと考える。
学芸会に目が行きがちで、普段の授業が手を抜きがち。
学芸会の子どもの姿を押し付けがちでイライラする。
これは学芸会の本来のねらいがずれている。
学芸会に意識がいってしまうと。
小さな学習規律が徹底できなくなる。
慣れもあり、小さな、今まで価値付けてきたものが、一気に崩壊する。
研究会シーズンをむかえ、忙しくなる。
参観日もある。
成績が待っている。
そうなると、子どもの小さな変化も気がつけない。
なあなあになる。
おろそかになる。
つもりにつもって、危機をむかえる。
たしかに、忙しい時期だ。
だからこそ、日々の授業を大切にして欲しい。
野中信行先生から教わった指示ー確認の原則。
山田洋一先生から教わったリカバリー術。
横藤雅人先生から教わった静寂の時間、思考のペース。
どんな授業においても出来ることするように指導した。
これは初任者全員に是非実践してほしい。
それを本校の初任者全員が証明した。
意識とリフレクションの繰り返し。
彼らから教わったものである。