工夫ってなんだろう?
○「工夫」って?
国語では目標、評価規準によく「工夫」って書いています。
ところで、「工夫」っていったいどういうことなのでしょう?
「 子どもがこういう状態になったら工夫だ」。
つまり、 評価規準を明確にすると、それを指導することができますね。
私は初任段階教諭に授業を作る際、 評価を先に作ってから指導を考えるように伝えています。
ここは、 初任段階教諭にはとってとても難しいもののようです。
工夫を明確にする解決策としては、「実際に教師がつくる」「実演する」こと絶対条件です。
本校では「すべてを『 Clear』にすることが今後の方針として打ち出されました。
図工等も同様です。
よく、私は初任段階教諭に「作ればいいじゃん。 」と言います。
ただ、初任段階教諭は「忙しいから無理」と言います。
国語でいえば、軽く計算して年間150時間以上。 やらないと教師側が「Clear」にすることはできません。そうなれば、 授業もぼんやりします。
結局子どもに身に付けさせたい力が、 身に付きません。
という負のスパイラルに陥ってしまいます。
それを150時間以上。本当にいいのでしょうか?
まずは、月1回でも、できるといいですね。