私も苦手「もとにする」
○「もとにする数」「比べられる数」「1として考える」
はっきり言いますが、 これは5年生の担任にならないと感じないでしょう。
以前、研修の中で「TT日記」的なものを紹介しました。
「もとにして考える」
「1として考える」
の計算場面は、 実は5年生では結構あるのです。
そして、子ども達に「 もとにすること」「1とすること」 がなかなか理解できないのです。
例えばこんな問題。
図書委員会の定員が30人希望者数が24人として
『 図書委員会の定員をもとにした、 希望者数の割合をもとめましょう。』
この問題は「もとにして」と書いているので、比較的容易なはず…
でも、子ども達は結構、式が逆になるんですよ。
ましてや、「もとにすると」などの言葉が問題文にないと壊滅的になります。
正解したとしても、どうしてその式になるか、説明できません。
その時に私たちはどうやって子どもに納得させるのか?
至難の技です。
まずは、いろんな先生に説明を聞いてみてください。
私たち教師が完璧な説明ができないと、打開策はないかもしれません。