いっぽいっぽ

今年度から、高学年算数T T &初任者指導となりました。算数のこと初任者指導のことを日々徒然なるままに書きます。どうぞよろしくお願いします。

『初任者指導に関わることで』求めるもののズレ

2年間初任者指導を務めさせていただき、やっとわかったこと。

それは、教える側と教えられる側のズレ。

うまく言葉では表現できないのですが。

そんなことをふと感じた今日。

 

 

自分もやってしまっていたので自戒の念を込めて。

本校の初任者は1年生担任。

1年の臨時経験はあるようだが。

小さい学校でした。

ざっくりいうと、本校での学級の仕事量は3倍。学年の仕事になれば10倍。

下校指導もあり、精魂尽き果てた挙句に、目の前の給食も口にできず、たくさんの先輩からアドバイスをもらっている。

おそらく、細かいこと10個ほど。

昨年、初任者のキャパを考えて指導するようになる前の私だ。

 

 

 

 

もちろん、先生方はよかれと思ってやっているのはわかる。

でも、今じゃないんだ。

そこじゃないんだ。

曖昧なんだ。

 

 

我慢できず、『今は給食を食べさせてあげてください。』

と言ってしまった。

 

電話がなる。

細かい対応をする。

折り返し電話することになるが、電話番号がわからない。

調べる。

さっきのアドバイスの続きが始まる。

アドバイスについて、主任と意見が割れる。

黙って聞く。

そして、電話番号を探す。

その姿は気づかない。

 

次の話をしようとする。

 

また、『まずは、何困っているのか聞いてあげてください。』

とまで、言ってしまった。

 

彼が困っているのは、電話番号の所在。

 

ネットワークのどこにあるのか?だ。

 

結局、給食も20分後に食べはじめた。

 

 

帰り際に、今日たくさんの先生からいただいたアドバイスを覚えているか聞いてみた。

その中で本当にわかったことはいくつかも聞いた。

 

二つ。

 

それが初任者のキャパ。

 

彼が悪いわけではない。

 

私たち先輩先生は気付いていかなければならない。

 

自戒の念を込めて。