いっぽいっぽ

今年度から、高学年算数T T &初任者指導となりました。算数のこと初任者指導のことを日々徒然なるままに書きます。どうぞよろしくお願いします。

全体交流

全体交流の質

そう簡単に教師側が身に付くものではありません。

質をあげるというのならなおさら。

1年いや2年くらいかかるかもしれません。

とはいえ、毎日意識することと、しないことでは全然違うと思います。

あくまでも「積み上げ」です。

 

ずばり言うと、全体交流の機能度がまだまだです。

「本当に全体交流によって考えが深まっているでしょうか?」

「本当に全体交流によって学習内容が定着されているでしょうか? 」

「 本当に全体交流によって教師の意図通りの反応を得られているでし ょうか?」

 

私もそうでしたが、たいてい全体交流時には、 子どもの集中力が切れています。

それも理由かもしれませんが、 昔の私は全てを子どものせいにして「全体交流をやめました」。

研究授業の時もです。「意味がない。」という理由です。

グループ活動でゴールするのでだから、 改めて全体交流する必要があるのだろうか?

そんなことを常に言っていました。 なんて恥ずかしい・・・。

これを読んだ後、是非自分のクラスを俯瞰してみてください。

教師側から、動画を撮影することをお勧めします。

①どのように、子どもを注目させ。(学級づくりの観点)

②どのように、子どもの発言を全員に理解させ。( 質の高いインプット)

③どのように、その効果を検証するか。(評価)

是非、振り返ってみてください。

 

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私も苦手「もとにする」

○「もとにする数」「比べられる数」「1として考える」

はっきり言いますが、 これは5年生の担任にならないと感じないでしょう。

以前、研修の中で「TT日記」的なものを紹介しました。

「もとにして考える」 

「1として考える」

の計算場面は、 実は5年生では結構あるのです。

そして、子ども達に「 もとにすること」「1とすること」 がなかなか理解できないのです。

例えばこんな問題。

 

図書委員会の定員が30人希望者数が24人として

『 図書委員会の定員をもとにした、 希望者数の割合をもとめましょう。』

この問題は「もとにして」と書いているので、比較的容易なはず…

でも、子ども達は結構、式が逆になるんですよ。

ましてや、「もとにすると」などの言葉が問題文にないと壊滅的になります。

正解したとしても、どうしてその式になるか、説明できません。

 

その時に私たちはどうやって子どもに納得させるのか?

至難の技です。

 

まずは、いろんな先生に説明を聞いてみてください。

私たち教師が完璧な説明ができないと、打開策はないかもしれません。

 

 

 

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笑顔について

◯笑顔

大抵、笑顔がない。

表情が硬い。

普段、笑えない場面もありますね。

毎時間笑うなんて難しいかもしれません。

私も、授業開始時、子どもテンションによって第1声を変えますから。

 

笑っているのにそう見られていない場合もありまよね。

 

授業を見たときに、

「あの、先生目が死んでいるけど何かあったの?」そんなことをいう人まいます。

いろんな理由がある。

そういうことも理解できます。

 

 

笑顔は学級を安心させる。

サイレントマジョリティを安心させる。

低位児を安心させる。

教師自身の心も安定させる。

最も手取り早く、効果的な武器だと思っています。もちろん使い分けは必要です。

「それでも、笑顔でいなくてはいけない。」

「笑顔をつくらなければならない。」

「笑顔を練習しなければない。」

今はそんな気持ちでいっぱいです。

 

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始業式、作品発表会後の通信より

始業式、作品発表会。

決して本校の子どもたちの姿が悪いという話でもありません。

みなさんのクラスが目立つという話でもありません。

 

始業式についてです。

全校朝会も含め述べたいと思います。

始めに言っておきますが、学校によってカラーがあるので、 全てが正しいとは言えません。

例えば私の前任校であれば、 体育館に入るとき、大きな声で「おはようございます。」 と言いながら入ることをとても褒めていたし。

本校であればどちらかという静かに落ち着いて入ることが暗黙の了解になっていると思います。

ですので、その学校の風土と言いますか、そういうものを大切にすればいいと思います。

若いころは、始業式や全校朝会なんて、面倒だとか意味がないとか思っていました。

ただ、年数を重ねるごとに自分の中での始業式、全校朝会の位置づけを考えるようになりました。

なんのために行うか?

そのねらいを意識するようになりました。

そして、そのゴールが6年生の修学旅行であり、卒業式だと自分の中で決めていました。

これは、1年生を担任しても、4年生の担任をしてもそうしていました。

発達段階によって求める姿は違いましたが。

 

また、教室に戻ったとき、必ず振り返りをしていました。

短時間です。

「今日の全校朝会に臨む態度は何点だった?一人ずつ言いなさい。」

と指示していました。

いろんな理由で、休み時間に入らないように形態を変えていましたが。

時間があれば、具体的な姿を画像で紹介するなどしていました。

「今日の校長先生のお話は要約するとどういうことか?」

確認していました。

 

 

作品発表会についてです。

今回は全クラスの作品発表会を見回りました。

初任段階のクラスを見回って気になったことを箇条書きします。

自分のクラスを振り返ってください。

①子どもの目線がどこにあったか?

例えば発表者を見ていたか?

テレビを見るよう指示したら、首がテレビの方に動いたか?

 

②子どもがどのように話していたか?

例えば、1年生ならば、書いたメモを見ながら発表する子の割合が高くなる。

中学年だとスピーチのように話していないといけない。

メモを見る割合が少なくなる。

高学年ならばそれ以上が求められる。

① はこの1年みなさんに言い続けたことですね。

そこがまだ十分とはいえる状態ではありませんでした。

② は国語科の指導事項をざっくり確認するとです。まだまだ、低学年のように行っている、中学年が多かったです。

つまり、発達段階に応じて、手法が変わらなければならないと思っています。

学級開きに関わって相変わらずの長期掲載になりました。是非、参考にして下さい。

 

 

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当たり前を当たり前?に

「学校の『 当たり前』をやめた。」(工藤勇一著)を読んでからです。

この本を読んだときに、今までただなんとなく、 やっていた実践は、「どうしてやっているのか?」 と問われると答えられないなと思いました。

なんか周りがやっているから。

前の先生がやっていたから。

小学校時代の担任の先生がやっていたから。

自分はなんとなくやっていたものばかりです。

 

 

ですので、みなさんには一度本当にやるべきなのか?

考えてから自分の指導に生かしてほしいと思います。

まず、自分で考えることからです。

例えば、低学年のあいさつで「は~~~じ~~~~め~~~~ ます!」

というクラスがありますよね?

どうして伸ばすのでしょうか?

どうしてあんなに遅いのでしょうか?

「い~~いです。」の「~~~」はどうして伸ばすのでしょうか?

どうしてあんなに遅いのでしょうか?

脳科学でもなんでも根拠として構いません。

理由を知っている人は是非教えてください。

高学年を担任していたことが多いせいか。

低学年の担任をしていた時、私はそのようなことは絶対にしませんでした。

私にとっては不快でした。

のばして言うようにアドバイスをもらったこともありますが。

「 どうしてですか?」と聞いたところ、「低学年はそういうもんだ。 」と返答されました。

絶対しませんでした。

幼稚園や保育所を視察した先生から「 のばして話すようなことはしていない。」

ということを聞きました。

小学生に上がり、今まで幼稚園、 保育所等でできていたことを わざわざ1年生でレベルを落としているものがあると思っています 。

その一例です。

一体それは、それは、どうしてなのでしょうか? 私にはわかりません。

私たちが「当たり前」と思っていたことが、 実はそうではないことがありそうです。

 

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初任者指導教諭として

初任段階指導教諭はオールラウンダーでなければならない。

プロフェッショナルよりも。

この2年で感じたこと。

 


正直、担任時代は苦手なところはとことん苦手。

授業にも現れてしまう。

わからないところは、そのまま。

結局、子どもにも影響が出る。

飽きとして。

しまいには、特別支援の先生も寝る始末。

そのときの様子を思い出すだけで恥ずかしい。

 


そのままにしていた自分。

指導する立場となって露呈に。

思いつくのは逃げの言葉。

 


特に、

①国語科単元第1時の授業。

②音楽の鑑賞の授業。

③図工の鑑賞の授業。

教育書では読み取れない部分。

だれか教えてください笑

書籍でもいいです笑

 


まだまだ、未熟。

勉強することが山ほどだ。

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タイムマネジメント

なかなかできないタイムマネジメント

(はっきり言います。 私もですから。)

以前のチーム研修で、「タイムマネジメント」 というテーマをもとに、研修を進めていました。

 

つまり、 先輩先生でも、苦労するものです。

ですので、 改善するには時間がかかるものだと思います。

日々の授業改善で意識しないといけないのは、「テンポ」です。

例えば、20秒でいい活動を2分もかけている。

教師の指導言を精査する。

20文字を意識する。

無駄話がないか振り返る。

(ただ、 私は教室に笑いは必要だと思っているので、 すべて排除ということをすべきではないと思っています。)

指名方法をいくつも持つということです。(基本、挙手指名以外、 見たことありません。)

特に、列指名は必須だと思います。

教師が言いたいことを、子どもに言わせる。

子どもの意見全てを復唱しない。

こういう積み重ねで私は平均「 5分」生み出すことができると思っています。

 

授業はストーリー。

だという話を受けました。

私も。

ですので、 またはこれを説明しないと理解できないかも。

教師の体験談で具体的に理解してほしい。

残念ながら、 時間内に終わらなければ価値がありません。

国語、算数であれば、 漢字指導、 計算スキル等に取り組む時間も考えなければなりません。

「 30分」で授業をするという考えでないと成立しません。

そのためには、「何を削るか?」がポイントになります。

理想は「 何か(無駄)を削りに削って、何か(アウトプット、習熟) を増やす。」です。

まずは、指導言を書き出すことからがスタートでしょう。

時間がないのであれば、 録音して自分の授業を聞きながら仕事するのもいいでしょう。

ただ、これは、苦痛です。

 

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